1-05.猫の多い街は住みやすい? 住みにくい?
みなさんは、猫の多い街に住んでみたいと思いますか?
それとも、猫の多い街はちょっと…、と敬遠してしまうでしょうか。
あるアンケート調査によると、飼ってみたいペットのベスト3は「犬、猫、熱帯魚」だそうです。
日本における猫の歴史は古く、長崎県にある弥生時代の遺跡からは猫の大腿骨が発見されました。
愛玩用(ペット)として猫が飼われたのは平安時代で、
「源氏物語」や「枕草子」にも宮廷の姫君が猫を飼う様子が描かれています。
江戸時代に入ると庶民のあいだでも猫が飼われ始め、次第に家庭のペットとして親しまれるようになったのです。
現代の日本でも、意外なことに「猫の多い街」と「少ない街」」があります。
猫が多い街は、古くから栄えている、歴史がある、商店が多い、活気があるなどの特徴をもっています。
反対に、最近になって開発された新しい住宅街などでは、あまり猫の姿を見かけることはありません。
これは、ひとつには飲食店の多い街では猫がエサに不自由しない、
いざというときの隠れ場所が多いなどの理由に基づくものです。
また、古くから続いている町では住民同士のコミュニケーションや連帯感があり、
その一環として猫も町の住民のひとりという考え方をする人もいるからといわれています。
つまり、猫の多い街にはコミュニケーションや人との連帯感を大切にする人が住んでいるということも言えるのです。
猫の多い街に住みたいかどうかは、古くから続く住民の絆のある街を選ぶか、
新しく開発された整然とした住宅街を選ぶかということになるのかもしれません。
→”1-06.「知らない街で住まい探し」の事前準備術“を読む
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