2-02.東京で一番地震に弱い街はどこ?
東京都都市整備局では、1975年(昭和50)から5年に1度の割合で
「地震に関する地域危険度測定調査」を行なっています。
これは、東京都震災対策条例に基づくもので、
都内の市街化区域5,099町丁目の地震に関する危険性(建物の倒壊、地震による火災)を測定するものです。
この調査結果から、東京で地震に弱いとされる街についてご紹介していきます。
■地盤に不安の「下町エリア」
地盤が弱い地域は、地震時に建物倒壊の危険度が高くなります。
特に、荒川や隅田川沿いの昔からの下町エリアでは、
築年数が古い木造住宅が密集しており、災害の際には不安があります。
上記の調査によれば、建物倒壊危険度の高い地域は次のようになっています。
墨田区(19町丁目)、台東区(15町丁目)、足立区(13町丁目)、荒川区(11町丁目)、江東区(10町丁目)。
※( )内は「危険度5」の町丁目数。
■火災に不安の「環七・中央線沿い」
地震の際に起こりやすいのが火災ですが、木造住宅が密集している環七沿いのエリアや中央線沿線のエリアでは
上記の調査でも「火災危険度」が高いとされています。
環七沿いエリアは住宅がドーナツ状に分布しているため、出火と延焼の危険性が高い地域という結果が出ています。
同じく中央線沿線エリアも、多摩地区以外では火災危険度が高くなります。
上記調査によると、火災危険度の高い地域は次のようになっています。
品川区(19町丁目)、中野区(11町丁目)、杉並区東部、豊島区、北区、足立区南部、葛飾区西部、墨田区など。
※( )内は「危険度5」の町丁目数。
→”2-03.火災、交通事故 危険は見えている“を読む
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